アッシュ系やラベンダー、ピンク系など、いつもと違うヘアカラーに挑戦してみたくて、美容室に行ってみたものの、
「なんとなくいつもと変わり映えのないカラーでつまらない」
「想像していたカラーにならない」
なんて人も多いと思います!
そんな人におすすめなのが、ブリーチを使ったカラーです!
むしろみなさんがなりたいヘアカラーはブリーチを使わないと出せない色かもしれません!
- 全体ブリーチ
- ハイライトカラー
- グラデーションカラー
- バレイヤージュ
- インナーカラー
- フェイスフレーミング
ブリーチを使うことで、いつもと違う個性をだせたり、お洒落に見えるので、挑戦してみたなぁー
なんて人に!
そもそもブリーチってどんな仕組みなのでしょうか?
今回はブリーチの基礎知識について紹介していきますね♩
ブリーチのとは?
ブリーチの役割
ブリーチは脱色剤と脱染剤としての役割があります。
【脱色剤】
髪の内部のメラニン色素を分解して脱色します。
髪をしっかり明るくしたいときに使用します。染毛効果(髪に色を入れる)はなく、髪を明るくするだけです。
なので、ブリーチしただけでは自分か持ってるメラニン色素が明るくなっただけなので、きれいな色は出にくいです!
ブリーチした人のほとんどがブリーチをしてからヘアカラーで色を入れるダブルカラーをします!
【脱染剤】
また、前に染めていた色を落とすこともできるので脱染剤とも呼びます。
しかし、濃く入っている色を完全に落とすことは難しいです。(黒染めやダークブラウン、白髪染めなど)
【色持ち】
髪に着色するわけではないので、ブリーチし終わった髪から色落ちをすることはありません。
【髪へのダメージ】
アルカリによる髪の膨張や強い脱色力で髪の毛のダメージは強いです。
【アレルギー】
酸化染料が入っていないため、染料によるかぶれはありません。
しかし、過硫酸塩、アルカリ、過酸化水素などの刺激で、頭皮に傷みがでたり、皮膚が荒れる場合があります。
ブリーチの髪色の変化
日本人の黒髪にブリーチをすると、だんだん色が抜け(脱色)明るくなってきます。
その色の変化が、
黒→茶色→明るい茶色→オレンジ→黄色
と変化していきます。
人によって明るくなり方が違うので、1回のブリーチで黄色っぽく明るくなる人もいれば、オレンジまでしか上がらない人もいます。
これは決して、黄色やオレンジの色をいれているのではありません。
その説明を次のします!
メラニン色素の種類
髪の毛の中にあるメラニン色素は大きく分けて2種類あります。
【ユーメラニン】→→黒、茶褐色の色素
【フェオメラニン】→→赤、黄の色素
ブリーチをしてこの2種類のメラニンを分解していきますが、
フェオメラニンはとても抜けづらい色素です。
抜けやすいユーメラニンが先になくなり、抜けにくいフェオメラニンが残ってしまうので、黄色やオレンジっぽい色になります。
ブリーチを繰り返すと
何回もブリーチをすることで、抜けにくいフェオメラニンも少なくなっていくので、どんどん白に近づいていきます。
ですが、ブリーチだけで完全に白になることはありません。
何回ものブリーチをすると白くなるまえに髪の毛がダメージに耐え切れず、切れたりしてしまいます。
白っぽく見せるには、黄色の補色である紫を薄く入れることで白を表現します。
1回ブリーチ→→→14レベル
2回ブリーチ→→→17レベル
3回ブリーチ→→→18レベル
4回ブリーチ→→→18、19レベル
5回ブリーチ→→→19レベル
6回ブリーチ→→→19、20レベル
くらいになります。
ブリーチのメリット・デメリット
ブリーチのメリット
高彩度なカラーができる
ブリーチをすることで、メラニン色素を分解し一気に髪の毛を明るくすることで、普通のカラーではできない高彩度な発色のいいカラーができます。
黒や茶色の画用紙に色を塗っても発色の良い色はわからないですが、
白の画用紙に色を塗るとそのままの色がでますよね!そのような感じです。
透明感がでる
色を明るくしていくにつれて赤味が消えるので、そこのオンカラーをすることで、赤味のない外国人風のヘアカラーが楽しめます。
人と被らない
ブリーチを使ったテクニックはさまざまで、
- 全体ブリーチ
- ハイライトカラー
- グラデーションカラー
- バレイヤージュ
- インナーカラー
- フェイスフレーミング
などがあります。入れ方も多種多様、さらにのせるカラーのバレエーションも豊富なので、人と被らない自分だけのお洒落が楽しめます。
ブリーチのデメリット
髪のダメージ
強いアルカリと過酸化水素の髪を膨張させながら、メラニン色素を分解していくので、
髪へのダメージはとても大きいです。
ブリーチをしたあとはアフターケアをしっかりやる必要があります。
色落ちがはやい
一度明るくした髪にさらにダメージも加わるので、どうしてもブリーチをした髪は色落ちが早くなってしまいます。
ヘアケアやカラーシャンプー、カラートリートメントなどを用いて、色持ちを良くする工夫をすることをおすすめします。
縮毛矯正・パーマがかけれなくなる
ブリーチと縮毛矯正やパーマは美容室で行うメニューの中で、一番ダメージが強いです。
両方を同じ髪にすると、髪の毛が傷みに耐えることができなくなり、溶けたり、切れたり、ビビり毛になってしまうので、ブリーチ毛に縮毛矯正やパーマをかけることはできません。
料金がかかる
普通のカラーカットよりは、ブリーチをすることで料金と時間がかかってしまいます。
ですが、ブリーチはブリーチがとても繊細な技術なので、料金もそうですが、時間をかけて丁寧に施術される方が失敗にならないです。
ブリーチを使ったダブルカラー【色別】
ベージュ系
グレー系
ブルー系
パープル系
ラベンダー系
ピンク系
オレンジ系
グリーン系
レッド系
ブリーチを使うことで
ブリーチがどのような仕組みで明るくなるか、なんとなく理解できました?
髪のメラニン色素を分解して明るくすることで、スタイルの幅が広がるので、お洒落の楽しみが増えますよね!!
ブリーチをした場合のヘアケアをしっかりしながら、ぜひブリーチを使ったかわいいヘアスタイルに挑戦してみてください!