【ヘアカラー剤の種類】髪のダメージやアレルギーをチェック!!

ヘアカラーといってもヘアカラー剤はいくつかの種類があります。

  • ブリーチ
  • ヘアカラー
  • ヘアマニキュア
  • カラースプレー

など、の種類があり、髪の染まり方や特徴はまったく違います。

ご自身の希望のカラー、髪質、仕上がりに合ったヘアカラー剤を選ぶことが、お洒落や髪にとって大切なことなので、今まで気にしていなかったヘアカラー剤の種類についてご紹介していきますね♩

ヘアカラー剤の種類

 

脱色剤・脱染剤(ヘアブリーチ

脱色剤
髪の内部のメラニン色素を分解して脱色します。
髪をしっかり明るくしたいときに使用します。染毛効果はなく、髪を明るくするだけです。

脱染剤
また、前に染めていた色を落とすこともできるので脱染剤とも呼びます。
しかし、濃く入っている色を完全に落とすことは難しいです。(黒染めやダークブラウン、白髪染めなど)

色持ち
髪に着色するわけではないので、ブリーチし終わった髪から色落ちをすることはありません。

髪へのダメージ
アルカリによる髪の膨張や強い脱色力で髪の毛のダメージは強いです。

アレルギー
酸化染料が入っていないため、染料によるかぶれはありません。
しかし、過硫酸塩、アルカリ、過酸化水素などの刺激で、頭皮に傷みがでたり、皮膚が荒れる場合があります。

 

永久染毛剤(ヘアカラーなど)

ヘアカラー、白髪染め、おしゃれ染めの酸化染毛剤
髪にカラー剤を塗ると、まずアルカリの力で髪の毛が膨張し、髪表面にあるキューティクルが開きます。

キューティクルが開いた隙間から、有効成分である酸化染料や過酸化水素などが髪の中に浸透していきます。
過酸化水素とアルカリの力で、はじめに黒髪の素であるメラニン色素を壊します。
これによって髪を脱色するので髪が明るくなります。

次に、髪の中に浸透した酸化染料が酸素と結びついて酸化されることによって、発色をします。
酸化染料が酸素と結びつくと髪の中で大きくなるため、髪の中から抜けずらくなります。

オハグロ式白髪染めの非酸化染毛剤
脱色の働きがないため、髪の色を明るくすることはできなく、白髪だを黒くするのみです。
毛髪中の鉄イオンと多価フェノールによって、黒色の色素を作ります。
かぶれやすい人にでも使える場合があります。

色持ち
明るさ、傷み具合いにもよりますが、内部にしっかり染まるので、2〜3ヶ月は持ちます。

髪へのダメージ
ヘアカラーはアルカリにより髪の毛が膨張するので、ブリーチほどではないですが、ややダメージがあります。

アレルギー
人によって有効成分である酸化染料のジアミンによってアレルギー反応がでてしまう場合があります。
花粉症のように、蓄積されてなる場合もあるので、これまでヘアカラーをしてもかぶれなかった人も、ある日突然アレルギー反応がでることもあります。
そして、一度アレルギー反応がでると治ることはなかなかなく、またヘアカラーをした時にさらにひどくなってしまう場合もあります。

酸化染料が使われていないオハグロ式白髪染めもまれにかぶれる場合があります。

半永久染毛剤(ヘアマニキュアなど)

ヘアマニキュア
毛髪のタンパク質と酸性染料がイオン結合して染まります。
毛髪表面の「+」部分に、「−」イオンの酸性染料が結合することで染まり、色が定着します。髪の表面をコーティングし、発色します。
さらに浸透剤の作用で染料に一部は髪の内部に入ります。

カラーリンス・カラートリートメント
ヘアマニキュアは1回の施術で色が定着するのに対し、カラーリンス、カラートリートメントは、リンスやトリートメントをするたびに、色素が髪の表層部に徐々に浸透、蓄積して染まっていきます。

ヘアマニキュア・カラーリンス・カラートリートメント、いずれもメラニンは分解しないので、明るくなることはなく、黒髪に使用してもわかりにくいです。

色持ち
シャンプーをするたびに少しずつ色が落ちるので、色持ちは1ヶ月程度です。

髪へのダメージ
ダメージはほとんどありません。

アレルギー
ほとんどないので、ヘアカラーの白髪染めでかぶれてしまう人におすすめです。

一時着色料(カラースプレーなど)

カラースプレー・カラーマスカラ
着色剤を一時的に髪の表面に付着させ、しっかりと発色します。
その日の気分で一時的に着色できるので、手軽に使用できます。

色持ち
1回のシャンプーで落ちます。

髪へのダメージ
表面に着色させるだけなので、ダメージはありません。

アレルギー
ほとんどありません。

ヘアカラーの種類はさまざま

髪を染めるヘアカラー剤の種類によって、髪へのダメージやアレルギーの有無などが違ってくるので、
ご自身の髪質、ダメージ、体質に合ったヘアカラーで、お洒落を楽しんでください!!

アレルギーをお持ちの方は、症状がひどくなる場合があるので必ずパッチテストなどをして、
注意して、使用するようにしてください!!

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