毎日【髪を乾かす事】って面倒くさいですよね。
髪が短い人は少し時間をおくと、ある程度は乾くから放っておいているうちに自然乾燥で髪が広がり放題。。。
髪が長い方は、夏など暑い時期もせっかくお風呂に入ってさっぱりしたのに、ドライヤーを使うとまた汗が出てきて中々乾かず・・・中は乾いていないのに表面だけパサパサ・・・なんて経験ありますよね。
- ずっと乾かしているのに中が何故か湿っている
- 髪の表面だけパサつく
- 乾かした後もボリュームが無い
- 毛先が広がる
- 寝癖がひどい
ですが、髪を正しく乾かしてあげることは次の日の髪のまとまりやすさに繋がるだけでなく、髪を刺激から守ってあげる面でもとてもたいせつなことです!
髪質にもよりますが、これらの悩みは【乾かし方】で格段に扱いやすくなります。
毎日の事なので、これが当たり前になればドライヤーの使用時間も短くなりますし、朝のヘアセットも楽になります☆
これから、いくつか簡単に出来る髪の乾かし方をご紹介していきますので、自宅で是非毎日実践してみて下さい。
乾かす前にしておく事
シャンプー後まずは、タオルでしっかり水気を取っておきましょう。ここで水分をとる事で時間短縮にもなります。
注意して欲しいのが、毛先をタオルで擦ってしまわない様に気をつけて下さい。
髪の毛は、水に濡れている状態が一番傷つきやすいんです。
髪が濡れていると、表面のキューティクルが全開になっていて、そのまま擦り合わせてしまうと、せっかくトリートメントをしたとしても切れ毛の原因にもなりますし、まとまりづらくなります。何より髪が傷んでしまいます・・・・。
想像すると、怖いですよね・・・。
濡れた髪はとてもデリケートなんです。
摩擦に弱いので、タオルで毛先を挟んで水分を吸収させるイメージで行いましょう。また、タオルの上から優しくポンポンと叩いても構いません。
しっかり水分をとったら、髪全体にアウトバストリートメントをつけておきます。ついつい表面だけにつけがちですが、全体に満遍なくつけるのがポイントです。髪一本一本にまとわせるイメージでつけましょう。
髪質によってオイルタイプやクリームタイプなど使用するトリートメントはさまざまだと思いますので、自分の髪質に合ったものを使いましょう。
トリートメントは、付けすぎると乾きづらくなりますし、しっとりしすぎて髪が重たくベタっとしてしまうので注意しましょう。
気をつけて欲しいのが、トリートメントは頭皮にはつけない事です。出来るだけ毛先のみにつける様にしましょう。
頭皮につけてしまうと、毛穴を塞いでしまう為健康な髪が生えてきづらくなりますので気をくけて下さいね。
ドライヤーの風を使い分けてまとまりのある髪に
ドライヤーをよく見ると、風の切り替えボタンがありますよね。これらを上手く使い分けて乾かしていく事で、髪を傷つけず、ツヤも出やすくなります。何より朝の寝癖直しがとても楽になります。
HIGH【強】・・・強めの温風。濡れた状態から8割くらいまで乾かします。
LOW【弱】・・・弱めの温風。毛先や前髪に使うとまとまりやすい。ブラシを使ってブロウする人にもおすすめ!
COOL ・・・冷風。乾かした後使用する事でスタイルをキープできます。
HIGH【強】の役目
強めの風で、頭皮全体をしっかり乾かせます。
濡れた状態から80%ほど乾くまで使用するのがオススメです。
LOW【弱】の役目
風も弱めなので、毛先や髪の表面を乾かす場合に使用するとパサつかず髪が整いやすくなります。
前髪を乾かす場合も髪が散らからず、スムーズに乾かせます。
また、ロールブラシを使ってブローする人にも、弱い風なのでブラシに絡ませた髪がとばないのできれいにブローができます。
COOLの役目
最後の仕上げにオススメ。温風で熱を持った髪を冷やす事で、キューティクルが締まりツヤが出やすくなります。また、それによってスタイルキープにもなります。
正しいドライヤーの乾かし方
根本を乾かす
イメージとしては、髪の根元を起こす様に乾かしていきます。
この時、あまり頭皮に近すぎると熱いですし、頭皮も傷つき乾燥してしまうので、頭皮から15cmほど離して乾かす様に心がけましょう。
ボリュームが中々出にくい・・・という方は特に、根元に風を送る事で、髪が毛穴から真っ直ぐ正しい位置に乾くので、自然なボリュームが出る様になります。
また、ドライヤーを少し振りながら乾かすと、空気が入り髪に満遍なく風が行き渡りますので、髪も傷つけず乾かす時間も早くなります。
前髪を乾かす
前髪は特に生えぐせが気になる部分ですよね・・・。しっかり頭皮に指を付け、風を上から当てます。毛束を左右に振りながら乾かすと、生えぐせやくせ毛も緩和されスタイリングしやすくなります。
乾きずらい箇所を乾かす
つむじ・襟足・もみあげを乾かしていきます。これらの部分は毛も溜まりやすく、乾かしづらい場所でもありますので重点的に風を当てていきましょう。
また、襟足を乾かす場合は、少し髪を持ち上げて、空間を作り風を送ってあげると乾かしやすくなります。
ダメージを受けやすい毛先は最後
根元が乾いてきたら、次は毛先の中間部分、最後に毛先の順に乾かします。
毛先を乾かす時は、毛束を少し引っ張りながら風を当ててみましょう。
また、毛先を乾かす場合の注意点としては、下から風を当てない事です。
髪のキューティクルは上から下にうろこ状に一列に重なっています。
また、毛先の毛量は頭皮よりも少ないので繊細です。これに逆らって風を当ててしまうと髪もまとまらずパサついてしまいますので、必ず上から優しく風を当てる様にしましょう。
そうする事で、キューティクルも整いツヤも出やすくなります。
※ドライヤーの熱を髪の同じ位置に当て過ぎると、髪のキューティクルが傷つきダメージの原因になりますので気を付けましょう!
全体が乾いたら、最後に冷風を当てていきます。この時も少し毛束を引っ張りながら、上から下へ風を当てていきましょう。
まだ暖かい髪に冷風を当てる事で、髪が形状を保ちやすくなり、まとまりが出てきます。
ドライヤーも仕上げのワンポイントアドアバイス!
内巻きに仕上げたい人
前髪、根本をしっかり乾かしたら、内巻きに仕上げたい人は、後ろから前の顔周りに入るように乾かしてください!頭を少し下に向けて後ろからドライヤーを当てると乾かしやすいです!
仕上げで根本を潰して乾かす人もいますが、内巻きにしたい場合は、根本を立ち上げて乾かす方が、内巻きに入りやすいです。
外ハネに仕上げたい人
根本を乾かしている時からずっと前から後ろの乾かすやり方で大丈夫です!
根本が乾いたら上からドライヤーを当て、表面を潰しながら乾かして仕上げると外ハネになりやすいです!
ドライヤーでまとまりやすい髪と傷みにくい髪を
毎日続けるのは大変かもしれませんが、頑張ってやって見ると段々コツもわかってくるかと思います。
髪がまとまりやすくなり、朝のスタイリングも楽になりますし、
きちんと乾かしてあげることは傷みづらい強い髪を作ってあげることにも繋がります。
そしてある日、髪が綺麗になったと変化を感じられるはずです。
ストレートヘアの方はよりツヤツヤに、くせ毛で悩んでいる方はいつもよりまとまりやすいなど、実感していただけると思いますので、
ぜひ、試してみてください!